タイトル | 生活の中に残された韓国衣裝の足跡 |
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会期 | 2003-08-13 ~ 2003-09-29 |
会場 | ExhibitionⅠ |
今回の展示は、日常生活のなかに残されている韓国衣裝の足跡を全5部の構成に再現してみました。 第一部、「変らないもの」では、高句麗古墳壁画と外国人の目を通して韓国衣裝の基本構造を探ります。日常の様々な場面で着られていた華麗な「チマ・チョゴリ(スカートと上着)」、「パジ・チョゴリ(ズボンと上着)」を展示しています。 第二部、「時代の感覚を映して」では、統一新羅、朝鮮時代に流行した、当時としては新しいデザインの衣裝を紹介しています。統一新羅時代に流行した中国風のハイ・ウェストのチマ(スカート)と男性の官服、おしゃれな外套(コート)、朝鮮末期に登場したチョッキとマゴジャ(チョゴリの上に重ねて着る襟のない上着)などを通して韓国衣裝の新しい変化と流行が感じられることでしょう。 第三部、「希望をたくした衣裝」では、夢や希望を衣裝にたくした韓国衣裝文化を紹介します。子供服と婚礼衣裝にみられる様々な文字や「十長生(縁起の良い図柄)」、花模様などを通して健康や恩惠、未來に対する希望をたくす当時の人々の気持を探っていきます。 第四部、「主役をひき立てる脇役たち」では、美しいシルエットを演出する様々な下着を紹介します。西洋とは違い、下着を付けることで外觀の美しいシルエットが演出される韓国衣裝の下着文化を紹介します。 また、衣裝の材料となる織物や織物を美しく染め上げる染料も紹介します。 第五部、「国際化をめざして」では、新しいスタイルを創造するだけではなく、既存の衣裝の材質を変え現代風にアレンジした韓国衣裝の国際化の可能性を模索しています。 |
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掲載日 | 2008-06-23 |